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発掘調査の成果を紹介【飛鳥資料館 冬期企画展「飛鳥の考古学2018」】(明日香村)

飛鳥地域では、近年でも精力的に発掘調査が行われています。

飛鳥中枢部においては、小山田遺跡(小山田古墳)で横穴式石室の痕跡が調査され、この古墳が石舞台古墳に匹敵する石室をもっていた可能性が高まりました。飛鳥寺西方遺跡では、飛鳥時代の石組溝や建物跡がみつかりました。10年にわたるこれまでの調査成果とあわせ、「槻木の広場」推定地における土地利用の具体的状況がわかってきました。

山田寺の西600m付近で行われた山田道の調査では、古墳時代後期に造られた池を確認しました。飛鳥時代中ごろには、池のすぐ北側に山田道が通されたこともわかり、6世紀から7世紀にかけて調査地周辺でなされた、度重なる地形改変の様子が判明しました。

また、飛鳥寺北部域での調査は、幅約1.5mの狭小なトレンチ調査でしたが、160点を超える軒瓦など、大量の遺物が出土し、飛鳥寺に投入された物的資源の膨大さを垣間見ることができます。

さらに、飛鳥の周辺部においては、1987年に検出された四条1号墳が再調査され、外濠北辺が新たに確認されたことで、古墳の大きさについて、より確実な復元が可能になりました。与楽古墳群にある与楽イモリ1号墳では、石室内から多数の副葬品が見つかり、渡来系氏族の奥津城の一端を知ることができます。

今回の展覧会では、これらの遺跡を中心に、2017年度に飛鳥藤原地域で行われた発掘調査の成果を紹介します。また、あわせて、近年、調査分析の進展がみられた石神遺跡などから出土した多数の土器も展示します。

この冬は、発掘調査が明らかにした飛鳥の新発見をぜひお楽しみください。

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【概要】

展覧会名:冬期企画展「飛鳥の考古学2018」
開催期間:2019年(平成31年)1月25日(金)~3月17日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日と重なった場合、翌平日)(2月3日(日)・24日(日)は無料入館日)
開催時間:9:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
会場:飛鳥資料館 特別展示室
所在地:〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601
入館料:
一般270円(170円)、大学生130円(60円)、高校生及び18歳未満、65歳以上は無料(年齢のわかるものが必要です)※( )は20名以上の団体
主催:特別行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所飛鳥資料館、奈良県立橿原考古学研究所、明日香村教育委員会
後援:文化庁、近畿日本鉄道株式会社
お問い合わせ先:TEL 0744-54-3561 FAX 0744-54-3563
公式サイト:飛鳥資料館|公式サイト
交通アクセス:

  • 近鉄南大阪線&橿原線&吉野線「橿原神宮前駅」または吉野線「飛鳥駅」から「明日香周遊バス(赤かめ)」で明日香奥山・飛鳥資料館西下車。
    バスの時刻表は奈良交通公式ホームページにてご確認ください。
    [運賃]橿原神宮駅東口から280円 / 乗車時間 約20分 飛鳥駅から350円 / 乗車時間 約30分
  • JR万葉まほろば線(桜井線)&近鉄大阪線「桜井駅」から奈良交通バス「37系統:石舞台」行き乗車、飛鳥資料館下車。
    詳細は奈良交通公式ホームページにてご確認ください。
    [運賃]380円 / 乗車時間 約15分

駐車場:無料(普通車11台)