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近代における奈良の製墨の動向の一端を紹介【奈良市史料保存館「企画展示 奈良の墨-伝統産業の近代-」】(奈良市)

奈良市のならまちにある「史料保存館」にて「企画展示 奈良の墨-伝統産業の近代-」が開催されます。

奈良の墨作りは、室町時代に興福寺で作られたことに始まるといわれていて、今日でも奈良の伝統産業、工芸品として知られています。
特に江戸時代には毎年幕府へも献上され、奈良は全国に知られた有数の墨の生産地でした。

明治維新の後、日本が近代国家へと脱皮を図る中で、中世以来の伝統を誇る奈良の製墨業も品質向上や販売先の開拓などに努め、新たな時代に適応した産業の姿を模索します。

今回の展示では、奈良市内の老舗製墨店を営んでいた旧家に伝えられた古文書などによって、近代における奈良の製墨の動向の一端を紹介します。「明治150年」の今年、今日でも奈良を代表する伝統産業、伝統工芸品である「奈良墨」のあまり知られていない明治以降の歩みを知る機会になりそうです。

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【概要】
開催期間:2018年(平成30年)10月10日(水)~ 2019年(平成31年)1月6日(日)
開館時間:9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、12月25日(火)(祝日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
会場:奈良市史料保存館
所在地:〒630-8337 奈良県奈良市脇戸町1−1
入館料:無料
お問い合わせ先:0742-27-0169(FAXはありません)
公式サイト:奈良市史料保存館へようこそ! - 奈良市
交通アクセス:
[徒歩]
・近鉄奈良駅から徒歩10~15分
・JR奈良駅から徒歩15~20分
[バス]
〈近鉄奈良駅または、JR奈良駅から〉
・奈良交通バス「福智院町」下車、徒歩約10分。
・奈良交通バス「市内循環内回り」乗車、「北京終町」下車、徒歩約8分。
・ぐるっとバス(土・日・祝日を中心に運行)奈良公園ルート「ならまち」、平城宮跡ルート「ならまち・なら工芸館」下車徒歩約5分。(ぐるっとバスの詳しい運行ルート・カレンダー はこちらから)
〈近鉄奈良駅から〉
奈良交通バス「中循環」乗車、「南袋町」下車、徒歩約6分。
駐車場:なし。ならまちセンター前駐車場、またはならまち大通り周辺のコインパーキングをご利用ください。

【主な内容】
【 主な展示品 】
・墨職規定書之事 嘉永6年(1853)
・大和名勝豪商案内記 明治17年(1884)
・日英博覧会賞状 明治43年(1910)
・大日本製墨株式会社 設立趣意書 大正9年(1920)(初展示)
・大日本製墨株式会社 見取図 昭和7年(1932)(初展示)
【 展示解説 】
館員の展示解説を、史料保存館で期間中2回行います。申込は不要です。
11月10日(土) 午後1時半~12月18日(火) 午後1時半~  約30分の予定です。
【 展示関連イベント】
奈良町にぎわいの家出張展示「タイムトラベル奈良町 奈良の墨-伝統産業の近代-」(申込不要)
企画展示「奈良の墨-伝統産業の近代-」展にあわせて、奈良町にぎわいの家で、展示に関連した史料の一部を出張展示し、史料保存館の館員が史料の解説を行います。
日時:12月8日(土) 午後2時~4時
解説:午後2時から約30分
会場:奈良町にぎわいの家(奈良市中新屋町5)
費用:無料