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奈良をメインに情報を発信し、散策日記なども綴っていこうと思います。

行事

一年間の罪科を懺悔する法要【矢田寺 仏名会】(大和郡山市)

大和郡山市の矢田寺は、美しいアジサイで知られ、「矢田のお地蔵さん」と親しまれるお寺です。 本尊は特徴ある地蔵菩薩立像(重文)で、右手には錫杖(しゃくじょう)を持たず親指と人さし指で輪をなしたそのお姿は「矢田型地蔵」と呼ばれています。 広い境内…

江戸時代に建立された御殿と、美しい庭園の紅葉【橿原神宮「秋季特別公開 文華殿」】(橿原市)

奈良県橿原市の橿原神宮にて、境内にある重要文化財「文華殿」が特別公開されます。期間中は付属する庭園の紅葉も楽しめます。特別公開は、神武天皇2600年大祭が行われた2016年(平成28年)から始まり、今回で4回目となります。 「文華殿」は、1967年(昭和4…

神様に一年のご加護を感謝し、次の年の幸福をお祈りする【石上神宮 お火焚祭】(天理市)

奈良県天理市の石上神宮は、4世紀の創建といわれる、日本でも最古級の神社です。飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神とされ、健康長寿・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。 主祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、御神体として…

新しい年を迎えるにあたり、御仏につもった埃を払う【法隆寺 お身拭い】(斑鳩町)

奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺は、1993年12月に、ユネスコの世界文化遺産のリストに日本で初めて登録された日本を代表する寺院の一つです。 法隆寺には国宝および重要文化財が2300点余りありますが、いずれも極めて貴重な文化財であるため、普段はごく一部の宝…

神社に捧げたものを奪い合い、暴れまわるこどものまつり【山口神社 亥の子暴れ祭】(桜井市)

奈良県桜井市の山口神社にて、「亥の子暴れ祭(いのこあばれさい)」が行われます。この行事は毎年12月第1日曜日に行われる祭りで、奈良県指定無形民俗文化財に指定されています。 桜井市高田の山口神社に祀られている山の神にささげたものを奪い合い、膳を…

一年の実りを感謝する祭典。巫女の華麗な舞も披露【大神神社「新嘗祭・農産物品評会」】(桜井市)

桜井市の大神神社にて、今年1年の収穫に感謝する新嘗祭が行われます。毎年、農業従事者など多くの方が参列されています。 新嘗祭の起源は稲作が始まった弥生時代ともいわれ、『万葉集』にも新嘗(にいなめ)のことが詠われており、古代から民間でも収穫を感…

神酒で炊かれた大根をいただき体内の毒素を消す【宝山寺 聖天厄除大根炊き】(生駒市)

生駒市にある宝山寺は、もともとは役行者や空海が修験の場として開いたこの寺を、1678年(延宝6年)に、宝山湛海が中興し歓喜天を祀りました。 庶民から信仰厚い「生駒の聖天さん」として親しまれており、洋風客殿の造りとなっています。境内は、般若窟と呼…

あらゆる災難を切ってくださると伝わる【如意輪寺「難切不動尊大祭」】(吉野町)

奈良県吉野郡吉野町にある「如意輪寺」は、延喜年間(901~923)に創建されたと伝えられる、後醍醐天皇の勅願寺です。 宝物殿には、楠木正行が出陣の際詠んだ、辞世の歌を鏃で刻んだ扉や、桜材の蔵王権現立像(重要文化財)などが陳列されています。境内には…

愛染明王さまにご祈祷した縁結び御守りを授与【金峯山寺「愛染堂大祭」】(吉野町)

奈良県吉野町にある金峯山寺は、飛鳥時代に役行者が開基したと伝えられる寺院です。役小角(えんのおづぬ)を開祖とする修験道(しゅげんどう)の根本道場です。山号は国軸山(こくじくさん)で、宇宙の中心の山という意味を号しています。平成16年には「紀…

病魔を退け、健康長寿のご利益を授かる【法起院 秋の長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳】(桜井市)

奈良県桜井市の法起院(ほうきいん)は長谷寺塔頭寺院です。長谷寺の門前町筋の途中、少し奥まった所にあり、門に、「長谷寺開山徳道上人御廟所」の札がかけられています。西国三十三所観音霊場番外札所でもあります。 徳道上人が隠居した所と伝えられていま…

素足で火渡りをして災難除けを祈る【大日寺 火渡り式】(吉野町)

奈良県吉野町の「大日寺(だいにちじ)」は、大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりの法城で、役行者(えんのぎょうじゃ)の高弟・日雄角乗(ひのうかくじょう)を初代とする日雄寺(ひのうじ)があった跡地と云われています。 吉野山で最古の寺院と言い伝えもあ…

日本書紀にも残る、長寿をお祈りする神秘な祭典【石上神宮 鎮魂祭】(天理市)

奈良県天理市の石上神宮は、4世紀の創建といわれる、日本でも最古級の神社です。飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神とされ、健康長寿・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。 主祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、御神体として…

全国紅葉100選の境内を楽しむ【長岳寺「紅葉まつり」】(天理市)

奈良県天理市の長岳寺は、824年(天長元年)、淳和天皇の勅願により、空海が大和神社の神宮寺として開いたといわれる古刹です。 かつては大寺でしたが、兵火と廃仏毀釈により衰微しました。平安時代の端正な鐘楼門(重要文化財)は創建当初唯一の遺構で、楼…

約300メートルの紅葉・照葉を楽しむ【松尾寺「伝承地への紅葉狩り」】(大和郡山市)

大和郡山市の松尾寺は、奈良時代の718年(養老2年)、舎人親王が「日本書紀」の完成と自らの42歳の厄除けを祈願して創建されたと伝えられています。 厄除けとしては日本最古のお寺です。「厄除け観音」として本尊木造千手観音立像(秘仏)が名高く、厄除祈祷の…

天下の泰平を祈念【金峯山寺「東南院大祭 役尊報恩大護摩供」】(吉野町)

奈良県吉野町にある金峯山寺は、飛鳥時代に役行者が開基したと伝えられる寺院です。役小角(えんのおづぬ)を開祖とする修験道(しゅげんどう)の根本道場です。山号は国軸山(こくじくさん)で、宇宙の中心の山という意味を号しています。平成16年には「紀…

新穀豊穣を感謝する祭【春日大社「新嘗祭」】(奈良市)

奈良市の世界遺産・春日大社にて、「新嘗祭」が行われます。 【新嘗祭とは】宮中の神嘉殿(しんかでん)では、天皇陛下御親(おんみずか)ら新穀を神さまに捧げ、その年の収穫を感謝する新嘗祭(にいなめさい)が執り行われ、全国の神社でも斎行されます。は…

金閣浮御堂の内陣を参拝、国宝を拝観【安倍文殊院 金閣浮御堂霊宝館 寺宝展 冬季】(桜井市)

奈良県桜井市の安倍文殊院は、大化の改新(645年)に創建された日本最古に属する寺院です。 華厳宗東大寺の別格本山としてその格式も高く、御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代の1203年に仏師・快慶によって造立…

その年の収穫を感謝する祭典【菅原天満宮「新嘗祭」】(奈良市)

奈良市の菅原天満宮にて、11月25日に「新嘗祭」が執り行われます。 菅原天満宮は菅原家発祥の地にあり、祖神天穂日命(あめのほひのみこと)野見宿禰(のみのすくね)と、菅原道真公を祀る日本最古の天満宮です。 【新嘗祭とは】 宮中の神嘉殿(しんかでん)…

聖徳太子ゆかりの地を歩く【法隆寺~橘寺「太子道をたずねる集い -明日香ルート-」】(斑鳩町)

奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺にて「太子道をたずねる集い -明日香ルート-」が開催されます。 法隆寺から聖徳太子生誕の地、明日香の橘寺まで、聖徳太子像を乗せた輿を先頭に約20kmを7時間ほどかけ、飽波神社(あくなみじんじゃ)・油掛地蔵・太子の腰…

様々な花が咲き、四季折々の趣をそえる古刹【當麻寺西南院 西南院本堂特別開帳】(葛城市)

奈良県葛城市の當麻寺西南院にて、「西南院本堂特別開帳」が行われます。 當麻寺は、古代大和の“西方”に位置し、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。當麻寺は推古天皇の時代の612年に、用明天皇第三皇子麻呂子親王が御兄である聖徳太子の教えによって…

新穀の豊穣を感謝し、御神前に新穀を奉る祭典【橿原神宮「新嘗祭」「第48回橿原市農業祭」「第62回農産物品評会」】(橿原市)

奈良県橿原市の橿原神宮にて、「新嘗祭」「第48回橿原市農業祭」「第62回農産物品評会」が執り行われます。橿原神宮は、この地にゆかりの神武天皇を祀るために民間有志の請願により、明治天皇が明治23年に創建された神社です。 「新嘗祭」では、宮中神嘉殿…

幻想的で幽玄の世界【等彌神社「献灯祭」&「紅葉ライトアップ」】(桜井市)

奈良県桜井市にある等彌(とみ)神社は、『延喜式神名帳』に掲載されていて、大和国城上郡等彌神社に比定されています。明治時代までは、能登宮と呼ばれていました。 本社にあたる上社「上津尾社」の祭神は大日霊貴命とされていますが、饒速日命とする説も存…

【第17回 奈良東大寺 華の仏さま展 吉田真譽 in 東大寺二月堂 北の参籠所 】(奈良市)

東大寺二月堂北の参籠所にて吉田真譽(しんよ)仏画展、「第17回華の仏さま展」が開催されます。 光岩山 長楽寺の吉田住職の仏画などが展示・販売。吉田住職は仏像や経典を絵で分かりやすく説明するため、約20年前から仏画を描き続けられています。 また、日替…

秋のよき日に御仏に感謝し、祖先の菩提をとむらう法要【不空院 仏名会と護摩祈祷】(奈良市)

奈良市高畑町の春日山の麓にある不空院はその名が示す通り、春日山を背に不空羂索観音を本尊とする真言律宗の古刹です。 「大乗院寺社雑事記」などによりますと、不空院には奈良時代、中国から渡来された鑑真和上が住まわれたとの記述が残っています。また、…

御祭神・藤原鎌足公の命日【談山神社「例大祭」】(桜井市)

奈良県桜井市の「談山神社」は、藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山からこの地に改葬し、鎌足の長男定慧が木造十三重塔(重要文化財)を建てたことに始まりました。 弟の藤原不比等が神殿を建立し、父の像を安置したとされています。かつては妙楽寺という寺と一体で…

本来安置されていたお寺で、約70年ぶりの公開【新薬師寺「香薬師像の右手」特別公開】(奈良市)

奈良市の新薬師寺にて「香薬師像の右手」の特別公開が行われます。 長く所在不明となり、神奈川県鎌倉市の寺で3年前に見つかった新薬師寺(奈良市)の国重要文化財「銅造薬師如来立像」(通称・香薬師像)の右手部分が27日から特別公開されます。 発見後に寄…

當麻寺中之坊【写仏道場「絵天井の間」特別公開】ならびに【導き観音護摩祈祷-茶筌供養会- 】(葛城市)

奈良県葛城市の當麻寺中之坊にて、11月15日から30日まで【写仏道場「絵天井の間」特別公開】、16日には【導き観音護摩祈祷-茶筌供養会- 】が行われます。 當麻寺は、古代大和の“西方”に位置し、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。當麻寺は推古天皇の…

国家安泰を祈願する法要【法隆寺 勝鬘会(しょうまんえ)】(斑鳩町)

奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺にて「勝鬘会(しょうまんえ)」が執り行われます。 聖徳太子が注釈された勝鬘経を講讃し、国家安泰を祈願する法要です。 勝鬘経(しょうまんぎょう)とは、大乗仏教経典の一つです。この経典は、舎衛国波斯匿(はしのく)王…

酒造りの祖神と仰ぐ大神に醸造の安全を祈願する【大神神社「 醸造安全祈願祭(酒まつり)」】(桜井市)

奈良県桜井市のお酒の神さま、大物主大神が祀られている大神神社にて、「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が執り行われます。この行事は、毎年11月14日に行われている伝統行事です。 酒造りの祖神と仰ぐ大神に醸造の安全を祈願する祭りです。酒まつりの由来は、…

慈恩大師の学徳をしのぶ【法隆寺 慈恩会】(斑鳩町)

奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺にて「慈恩会(じおんね)」が執り行われます。 この慈恩会の式日である11月13日は、人々の心の実態を如実に説く法相(ほっそう)の教えを組織大系化して法相宗の宗祖としてあがめられる慈恩大師(632~682)の入滅された日で…