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奈良博の特別公開に合わせて【當麻寺 特別展「中将姫と當麻曼荼羅」】(葛城市)

奈良国立博物館では、7月14日より當麻寺の秘宝である国宝・綴織當麻曼荼羅が修復完成記念として5年ぶりに特別公開されます。
それにあわせて當麻寺および中之坊では、以下の通り特別公開いたします。ぜひ、奈良博の特別公開にあわせてご来寺ください。

・中之坊霊宝殿では、中将姫画像(鎌倉時代・奈良県有形文化財)を特別公開いたします。この画像は、中将姫さまが称讃浄土経を前に凛として阿弥陀仏の来迎を待つ気品のあるお姿をあらわし、中将姫さまの最古の肖像画であるだけなく、これまで我が国最古の単独女性像とされてきた阿仏尼像よりも古い、最古の女性肖像画であることが確実視されいる貴重な掛軸です。

・鎌倉時代の當麻曼荼羅も特別公開。こちらは約六分の一の写本で、こちらも修復後初の公開となります。

・また、『糸のみほとけ』というテーマに合わせ、「みほとけ」ではありませんが、「蓮糸九条袈裟」(江戸時代)を久しぶりに特別公開いたします。寛延四年に奉納されたもので、蓮糸と絹糸を組み合わせて作られています。かつては中将姫さま所持との伝承もあったようにたいへん美しい風合いの袈裟で、蓮の織成品を代表する作品です。

・當麻寺講堂では、紅頗梨色阿弥陀如来(重要文化財・平安時代)が、寄託中の奈良国立博物館から数十年ぶりの里帰り公開。
この像は通常の阿弥陀像と違い、宝髻を結い上げた密教的な姿をしております。像は漆箔の金色像ですが、弘法大師空海による『無量寿如来供養法次第』に基づいて、修法の際には赤い阿弥陀仏を観想しながら修法されていたため、「紅頗梨(ぐはり)の弥陀」と呼ばれてきました。弘法大師空海の参籠をきっかけに當麻寺で密教が隆盛したこと如実に示す像です。

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【概要】
開催期間:2018年7月14日(土)~ 8月26日(日)
会場:當麻寺中之坊 霊宝館
所在地:〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
入場料:當麻寺中之坊霊宝殿/一般500円、小学生250円
お問い合わせ先:(當麻寺中之坊)0745-48-2001
公式サイト:當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 -奈良県 葛城市-
交通アクセス:近鉄南大阪線「当麻寺」から徒歩15分
駐車場:あり