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書と画が一体となった展覧会【奈良市杉岡華邨書道美術館「切手から見た奥の細道の世界―奥の細道切手原画展―」】

奈良市杉岡華邨書道美術館では、春季企画展「切手から見た奥の細道の世界」を開催しています。

杉岡華邨と中路融人先生は「万葉の花」(平成9年)、「最上川」(平成10年)、「窓の月」(平成11年)と言った華邨の代表作と評される数々の合作を残しました。
これらの合作のきっかけとなったのが、松尾芭蕉『おくのほそ道』出立から約300年を記念し、昭和62年から平成元年にかけて発行された切手「奥の細道シリーズ」(全10集)でした。

今回の展覧会では、郵政博物館収蔵の切手「奥の細道シリーズ」の原画(画、書)を紹介しています。この切手シリーズは初めて「書」が切手の意匠として用いられた大変貴重な切手シリーズです。
また、書道美術館においても、書との合作以外の絵画作品を展示するのは初めての試みだそうです。

松尾芭蕉の奥の細道を通して、書画が一体となって実用と芸術を両立させ、切手と言う小さな世界に凝縮された美の世界を、この機会にぜひお楽しみください。

6月3日までの前期は、華邨の「夏草や兵どもが夢の跡」の書がいかに画と合わさって切手のデザインとなったかを見て頂ける作品も展示されています。

切手のデザインと言うことで、普段の書作品と違った構成や余白でそれぞれの作家がいかに工夫したかを想像しながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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【概要】

展覧会名:切手から見た奥の細道の世界―奥の細道切手原画展―
開催期間:
2018年(平成30年)4月21日(土)~ 7月16日(祝・月)
開館時間:午前9時から午後5時(入館は午後4時30分)
休館日:月曜日(祝日の場合を除く)、祝日の翌日(その日が平日の場合)
会場:奈良市杉岡華邨書道美術館
所在地:〒630ー8337 奈良市脇戸町3
観覧料:(個人)300円、(団体20名以上)240円
◯以下の方々は観覧料が無料となります。 
・市内に居住する70歳以上の方
・身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項に規定する身体障害者手帳、療育手帳制度要綱(昭和48年9月27日厚生省発児第156号)に規定する療育手帳又は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条第2項に規定する精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方及びその介護を行う方。
・16歳未満の者並びに高等学校の生徒及びこれに準ずる方
展覧会スケジュール:〈前期〉4/21~6/3・〈後期〉6/5~7/16 絵画作品のみ入替え
出展作家:
画:青木義照、麻田鷹司、江守若菜、大野俶嵩、後藤純男、今野忠一、田渕俊夫、中路融人、堀文子、松尾敏男、森田曠平、
書:青山杉雨、上條信山、杉岡華邨、殿村藍田、宮本竹逕、村上三島 (敬称略・順不同)
出展作品:43点(画23点、書20点)作品は全て郵政博物館収蔵です
お問い合わせ先:0742-24-4111
公式サイト:奈良市杉岡華邨書道美術館ホームページ
公式Facebookページ:奈良市杉岡華邨書道美術館 - ホーム | Facebook
交通アクセス:
・近鉄奈良駅より徒歩約10分
・JR奈良駅より徒歩約15分
駐車場:近隣にコインパーキングあり