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奈良をメインに情報を発信し、散策日記なども綴っていこうと思います。

行事

平安時代の歌人、在原業平を偲ぶ法要【不退寺「業平忌」】(奈良市)

平安時代の歌人、在原業平の創建とされる奈良市法蓮町の不退寺で28日、「業平忌」が営まれます。本堂内に業平画像を掲げ菖蒲、カキツバタを飾り、その遺徳をしのびます。 同日は、多宝塔(重要文化財)の内部が公開されます。多宝塔は鎌倉時代中期の建築で、初…

秘宝を期間限定で公開【おふさ観音「秘宝「生き人形」特別公開」】(橿原市)

橿原市にあるおふさ観音の本堂は、明治初期に建築された歴史を感じるたたずまいがあります。ご本尊様である十一面観音様をはじめ、不動明王像、千手観音像、阿弥陀如来像、役行者像などがおまつりされています。 春秋はバラが咲き誇る花いっぱいの七福神霊場…

生きた歴史を感じられる【特別公開『世界遺産元興寺 国宝禅室 屋根裏探検』】(奈良市)

今回の「世界遺産元興寺 国宝禅室 屋根裏探検」は、平城京遷都1300年の2010年以来、8年ぶりの開催となります。 古都奈良の文化財として世界文化遺産に登録されている通常非公開の国宝「禅室」の屋根裏に上がることができます。古建築が今日に至るまで、創建…

毎年5月のみ特別公開【璉珹寺(れんじょうじ)「阿弥陀如来立像など」】(奈良市)

奈良市にある璉珹寺(れんじょうじ)は別名を紀寺といい、前身は飛鳥にあったと伝えられています。 平城遷都の後に現在地に移され、のちに紀有常が同寺の施主となりました。本尊の木造阿弥陀如来立像(県指定文化財)は、俗に「はだか阿弥陀像」と呼ばれる裸…

ハート型の団扇が宙を舞う【唐招提寺「中興忌梵網会・うちわまき」】(奈良市)

[中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)]鎌倉時代に戒律復興運動を推進した指導者の一人で、鑑真和上が伝えた戒律を厳守する生活を送られた、唐招提寺中興の祖・大悲菩薩覚盛(だいひぼさつ・かくじょう)上人の祥月命日の5月19日に、その御遺徳を偲び…

元興寺【創建1300年 記念企画展 『佛法元興 -飛鳥から平城京へ-』】(奈良市)

三蔵法師の直弟子、道昭や行基も住した元興寺の創建1300年を記念し、「佛法元興-飛鳥から平城京へ-」が開催されます。 今年は、元興寺が平城京に創建されてから1300年となります。元興寺の前身である法興寺(飛鳥寺)は、588年に蘇我馬子が発願し、596年に…

中将姫を二上山の麓に導いた導き観音の祈願所【當麻寺 霊宝殿 山越阿弥陀図特別公開】(葛城市)

奈良時代の右大臣藤原豊成の娘・中将姫が、一夜で織り上げたという約4m四方の當麻曼荼羅が本尊です。天平時代創建の東塔、奈良時代末期から平安時代初期創建の西塔が並び建ちます。 當麻寺中之坊の霊宝殿では、さまざまな宝物(ほうもつ)が入れ替え制で展示…

中将姫を極楽堂へ導く儀式【當麻寺 練供養】(葛城市)

葛城市の當麻寺で毎年執り行われる「練供養」は春の大祭で、中将姫の現身往生を再現する行事です。中将姫は當麻曼陀羅を織り上げた後、29歳で生身のまま極楽浄土へ往生されました。観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽…

江戸時代の風情を残す町並みを味わう【第23回今井町並み散歩】(橿原市)

今も江戸時代の風情を残し、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている橿原市今井町で、毎年5月の第3日曜日に「今井町並み散歩」が行われます。 例年30,000人近くの人が訪れる、注目の行事です。今井町の町並み保存会が中心となり、江戸時代から続く今井町…

中将姫の縁のお寺【石光寺 日本最古の石仏開帳】(葛城市)

石光寺は、中将姫の伝説を残す寺として知られています。姫が蓮糸を染めたといわれる染の井と、染めた糸を枝にかけて乾かしたという糸かけ桜があるため、別名・染寺[そめでら]とも呼ばれています。 創建は天智天皇の勅願とされ、日本最古の弥勒石仏が残ってい…

厄除け寺としては日本最古の松尾寺【日本唯一の舎人親王(日本書紀編纂)像 公開】(大和郡山市)

奈良県大和郡山市の松尾寺は、奈良時代の718年(養老2年)、「日本書紀」の完成と自らの42歳の厄除けを祈願した舎人親王(天武天皇の皇子)によって創建されたと伝えられています。 厄除けとしては日本最古のお寺です。「厄除け観音」として本尊木造千手観音…

「コスモス寺」として知られる古寺【般若寺 白鳳阿弥陀仏 寺宝特別公開】(奈良市)

奈良市般若寺町の「コスモス寺」として知られる般若寺で29日から、同寺に伝わる秘仏などの特別公開「白鳳阿弥陀仏 寺宝特別公開」が5月9日まで行われます。 般若寺の創建は、飛鳥時代と伝えられています。寺伝によりますと、629年高句麗の僧慧灌がこの地に寺…

多数の尊像・宝物が特別公開【西大寺 聚宝館(しゅうほうかん)特別公開】(奈良市)

奈良市にある「西大寺」は、称徳天皇の勅願により、常騰を開基として奈良時代の765年(天平神護元年)に創建されました。 創建当時は南都七大寺の一つとして壮大な規模を誇り、広大な寺域に多数の堂塔が建ち並び、東大寺と共に栄えていました。 しかし、846…

平城宮跡から最も近いお寺【海龍王寺 十一面観音菩薩立像特別開帳、寺宝展】(奈良市)

海龍王寺は奈良時代に、かつての遣唐使の渡海安全祈願の寺であったことから、現在では多くの参拝者が旅行や留学の安全祈願に訪れます。 創建当初からの建物である西金堂(重文)と、堂内に安置されている五重小塔〈国宝〉が伝わります。本尊で光明皇后が自ら…

日本三大文殊にて、期間限定の御開帳【安倍文殊院 弁財天大祭と秘仏十二天特別御開帳】(桜井市)

奈良県桜井市の安倍文殊院の金閣浮御堂にて、秘仏十二天の御開帳が期間限定で行われます。安倍文殊院は西暦645年に創建された寺院です。 京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三文殊のひとつです。入試合格祈願や学業成就、厄除け魔除け祈願を願…

子供たちが雅楽に接して学べる行事【春日大社神苑 萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会】(奈良市)

奈良市の世界遺産・春日大社の萬葉植物園では、毎年、子供の日に因んで、接することの少ない日本の古典芸能である雅楽に接して、親しみや理解を深めてもらおうと「子供の日萬葉雅楽会」が行われています。 萬葉植物園の中央にある池の水面に設置された浮舞台…

「玄奘三蔵」の遺徳を顕彰と仏法興隆を願う大祭【薬師寺 玄奘三蔵会大祭・万燈会】(奈良市)

奈良県奈良市の法相宗の大本山である薬師寺にて、その始祖にあたる西遊記で著名な「玄奘三蔵」の遺徳を顕彰と仏法興隆を願う大祭が催されます。2月5日は法相宗の始祖にあたる玄奘三蔵のご命日です。毎年5月5日に玄奘三蔵を顕彰する『玄奘三蔵会大祭』の法要…

東大寺を創建された聖武天皇の遺徳をたたえる法要【東大寺大仏殿 聖武天皇祭】(奈良市)

奈良市の東大寺大仏殿にて、東大寺を創建された聖武天皇の忌日にちなみ、遺徳をたたえる法要が行われます。 午前中は8時から11時まで、南大門の北東にある聖武天皇をお祀りしている天皇殿において最勝十講が行われます。午後は式衆僧侶・稚児による華やかな…

氷の神様をお祀りする【氷室神社 献氷祭】(奈良市)

奈良市の氷室神社で毎年5月1日に「献氷祭」が行われます。和銅3年(710)、吉城川の上流、春日山のふもと(現在の月日の磐)に、氷室すなわち氷の貯蔵所を設けて神を祭ったことに由来する伝統行事です。 この行事には、全国の製氷販売業者・氷売り業者が参列…

女人救済の寺【不空院 春の特別開帳 不空羂索観音菩薩坐像】(奈良市)

奈良市高畑町の春日山の麓にある不空院はその名が示す通り、春日山を背に不空羂索観音を本尊とする真言律宗の古刹です。 「大乗院寺社雑事記」などによりますと、不空院には奈良時代、中国から渡来された鑑真和上が住まわれたとの記述が残っています。また、…

力強く繊細な仏像の美に触れる【興福寺 北円堂特別公開】(奈良市)

日本最古の巡礼道「西国三十三所」の草創1300年を記念して、大阪・奈良・京都・兵庫の12寺院で「春の特別拝観」が開催されています。 多数の国宝文化財を有する興福寺で、普段公開されていない北円堂の特別開扉が行われます。内陣には仏師運慶の晩年の名作で…

新緑の美しい古刹にて寺宝が特別公開【正暦寺 春季特別公開】(奈良市)

奈良市の正暦寺は、正暦3(992)年、一条天皇の発願により、関白九条兼家の子兼俊が創建しました。 10世紀創建の名刹といわれ、山の辺の道から山中に入ったところにあります。かつては86あった坊も、現在では、本堂、福寿院、坊舎跡に残る石垣のみが残ってい…

華やかな稚児行列【興福寺 文殊会】(奈良市)

毎月25日は文殊菩薩の縁日です。興福寺の東金堂の文殊菩薩は、古くから学問僧の信仰を集めてきました。 興福寺の文殊会では、可愛らしい稚児行列が行われます。文殊菩薩の智恵を授かろうと稚児たちの行列が、奉納された一字書の奉額車を引いて、近隣の浄教寺…

やくよけの観音様を拝む【岡寺 本堂内々陣お扉特別開扉】(明日香村)

西国三十三所の第7番札所である岡寺で本堂内々陣お扉特別開扉が行われます。 本堂(県指定文化財)の内々陣の扉を特別に開扉し、日本三大仏のひとつ御本尊「如意輪観音坐像」(重要文化財)を公開します。塑像(土でできた仏像)としては日本最大の仏様で、…

朱塗りの美しい社殿が立ち並ぶ談山神社にて「春の社宝特別公開」(桜井市)

奈良県桜井市にある「談山神社(たんざんじんじゃ)」は、藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山からこの地に改葬し、鎌足の長男定慧が木造十三重塔(重要文化財)を建てたことに始まります。 弟の藤原不比等が神殿を建立し、父の像を安置したとされています。かつては…

榮山寺【本尊・薬師如来坐像特別開扉】(五條市)

五條市にある榮山寺(えいさんじ)は、清楚な美しさの八角円堂など多数の文化財が伝わる名刹です。 養老3 年(719)藤原不比等の長男・藤原武智麻呂が氏寺として創建されました。音無川(吉野川)を眼下に望み、藤原南家の菩提寺として鎌倉時代になるまで栄…

絶世の美女をしのぶ法要「小野小町忌」 in 帯解寺(奈良市)

平安時代の歌人、小野小町の遺徳をしのぶ法要「小野小町忌」が、奈良市の帯解寺で営まれます。 「才色兼備」と知られる小町は、現在の天理市付近にいた恋人の僧正遍昭(そうじょうへんじょう)に会う際、同寺に立ち寄ったとされています。江戸時代初期の観光…

橘寺【聖倉殿(収蔵庫)特別公開】ならびに【聖徳太子春季御会式】(明日香村)

明日香村にある橘寺は、聖徳太子生誕の地とされています。橘寺がある場所には、もともと欽明天皇の別宮が置かれており、そこを散策中の穴穂部間人皇女が厩戸で出産したのが聖徳太子(厩戸皇子)です。寺には村外からも多くの人々が訪れます。 毎年春と秋に聖…

弘法大師の高徳を偲ぶ法要【不空院 御影供】(奈良市)

奈良市高畑町の春日山の麓にある不空院はその名が示す通り、春日山を背に不空羂索観音を本尊とする真言律宗の古刹です。 「大乗院寺社雑事記」などによりますと、不空院には奈良時代、中国から渡来された鑑真和上が住まわれたとの記述が残っています。また、…

海の安穏や平和を願う恒例の法要【海龍王寺 四海安穏祈願法要】(奈良市)

奈良市の海龍王寺にて、4月18日に「四海安穏法要」が行われます。奈良時代から続く法要です。 初代住持の玄昉が、嵐の中を無事帰国した旧暦3月(現在の4月)に営まれます。こちらのお寺に伝わる龍王の御魂と、奈良時代に遣唐使の航海安全のために読誦された…