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奈良をメインに情報を発信し、散策日記なども綴っていこうと思います。

行事

夏の悪疫解除、祈願を勤修【法華寺 蓮華会式】は境内が燈籠の明かりに包まれ、幻想的な法要です。(奈良市)

奈良市の平城宮跡近くの法華寺にて、「蓮華会式」が行われます。 法華寺は、奈良時代の1250年以上続くお寺です。光明皇后様は、藤原不比等(ふじわらのふひと)公没後、不比等公の屋敷を皇后宮とし、その後、総国分尼寺 法華滅罪之寺とされました。その後、…

芸能の神様としても有名な神社【天河大辨財天社 御造営三十年記念大祭】(天川村)

天川村の天河大辨財天社は別名天河神社ともいい、日本三大弁財天の筆頭・大峯本宮とされる霊験あらたかな神社で、芸能の神様としても有名です。 能関係資料多数が保存され、我が国能楽発達史上の貴重な資料とされています。また、空海(弘法大師)は、同神社へ…

五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願【鴨都波神社 夏祭り ススキ提灯献燈行事】(御所市)

地元では「鴨の宮」で知られ、旧御所町及び近隣の五つの地区(東松本、竹田、南十三、蛇穴、元町)の氏神として崇敬されている鴨都波神社で行われている献灯行事です。夏祭り(7月16日)と秋祭り宵宮(10月体育の日の前々日の土曜日)に、五穀豊穣・家内安全・無病…

地域の人々から親しまれている夏祭り【正蓮寺大日堂 大日さん】(橿原市)

橿原市の正蓮寺大日堂では毎年7月15日に、ご本尊である大日如来の命日が7月15日であることから、夏の大祭を行っています。地元の人々は、親しみを込めて「大日さん」と呼んでいます。 大日堂と大日如来坐像は、15世紀の半ばに作られたもので、国の重要文化財…

古くから避暑地として親しまれている【桃尾の滝開き】(天理市)

天理市滝本町の桃尾の滝で、毎年恒例の滝開きが行われます。 この滝は、修験者の修行場所や和歌にも詠まれた場所として、古くから親しまれてきました。高さ23メートルで、春日断層崖の中では最も大きな滝で中世修験道の信仰の場所でした。 かつて、明治に廃…

奈良博の特別公開に合わせて【當麻寺 特別展「中将姫と當麻曼荼羅」】(葛城市)

奈良国立博物館では、7月14日より當麻寺の秘宝である国宝・綴織當麻曼荼羅が修復完成記念として5年ぶりに特別公開されます。それにあわせて當麻寺および中之坊では、以下の通り特別公開いたします。ぜひ、奈良博の特別公開にあわせてご来寺ください。 ・…

壮大な花火が夏の夜空を彩る【野口チャンチャン祭り】(大和高田市)

大和高田市の「野口稲荷神社」で毎年7月12日に開催される夏祭りが今年も開催されます。チャンチャンと鳴る鐘の音から「野口チャンチャン祭り」と呼ばれるお稲荷さんの夏祭りで、陽が暮れるころ祭壇に神饌が供えられると龍王社の宮司を迎えて神事が執り行われ…

健やかに夏を過ごすための夏越祓の法会【霊山寺 「解除会・茅の輪くぐり・象鼻杯」】(奈良市)

奈良市の霊山寺(りょうせんじ)にて、「解除会・茅の輪くぐり・象鼻杯」が執り行われます。平安時代から行われてきたという夏越祓です。 日本の夏は湿潤で凌ぎにくく、かつては疫病の流行る季節でした。大きな茅の輪をつくり、くぐることで厄を払っていたので…

金峯山寺の平安時代から続く伝統の奇祭「蓮華会・蛙飛び行事」(吉野町)

7月7日に、奈良県吉野町の世界遺産・金峯山寺蔵王堂にて、平安時代から続く伝統の奇祭「蓮華会・蛙飛び行事」が行われます。 役行者が産湯を使われたと伝えられる大和高田市奥田にある弁天池の清浄な蓮の華を、蔵王権現に供える法要です。弁天池の蓮の華を蔵…

1300年を超える歴史をもつ【県指定無形民俗文化財 奥田の蓮取り行事】(大和高田市)

7月7日、七夕の日、大和高田市奥田の弁天神社にて、1300年を超える歴史をもつ「蓮取り行事」がおこなわれます。 この行事は室町時代から連綿とおこなわれてきた吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)における「蓮華会(れんげえ)」の一連の行事であるとともに、役…

ひっそりと佇む美しい小塔【興福寺「三重塔特別公開」ならびに「弁才天供」】(奈良市)

7月7日、奈良市の世界遺産・興福寺にて、「三重塔特別公開」ならびに「弁才天供」が執り行われます。 三重塔内に安置されている窪弁財天像と国宝三重塔の内部が拝観できます。繊細で、いかにも女性の優しさがただよう美しい小塔です。観音霊場の賑わいと南円…

本坊大広間100畳の空間に作品が揃う【東大寺本坊 三好和義写真展 「天平の楽園・東大寺と正倉院」】(奈良市)

奈良市の東大寺にて、東大寺の仏像や行事、四季折々の風景をテーマとした、写真家の三好和義さん(59)の写真展「天平の楽園・東大寺と正倉院」(同実行委員会主催)が7月3日から、同寺本坊大広間で13日まで開催されます。 三好さんは、宮城県多賀城市で開かれて…

信貴山朝護孫子寺【「毘沙門天王秘仏御開扉」「毘沙門天王御出現大祭」「信貴山 燈火会」】(平群町)

信貴山は、日本で最初に毘沙門天王が現れた場所といわれており、毎年7月3日、朝護孫子寺では、毘沙門天王に百味のお供えが施され、徹夜詣り(てつやまいり)が行われます。その前後の期間には、秘仏毘沙門天王尊像が特別開扉されます。 今から1400余年前、聖…

響き渡る風鈴の音色が心地よい【おふさ観音 風鈴まつり】(橿原市)

橿原市の「おふさ観音」では、毎年夏になると2ヶ月間にわたり「風鈴まつり」を開催します。 境内には2,500を超える風鈴が吊り下げられ、それらが夏風に揺られて、涼やかな音色を一斉に奏でる様子は、まさに圧巻。味わった人にしか分からない感動があります…

「暴風洪水がおこらない様に」との祈りを込める大祭。迫力ある花火の奉納も見応えあり【龍田大社 風鎮大祭】(三郷町)

天武天皇(675年)の御代に始まったと伝わり、1300年の歴史を誇る「風鎮大祭」が、奈良県生駒郡三郷町の龍田大社で斎行されます。 例大祭と同じ意味合いのお祭りで、年間祭事中、最も重儀です。あらゆる生物が豊かに実るようにとの祈り願いを込め台風や洪水…

無病息災を祈願【村屋神社 夏越し大祓式(なごしおおはらいしき)】(田原本町)

奈良県磯城郡田原本町の村屋神社にて、「夏越しの大祓い」が行われます。この行事は水無月祓いとも言われ、無病息災を祈願するため、茅の輪潜りの神事が執り行われます。 茅の輪は拝殿の前庭に設けた祓所の四方に青竹を立てた中に設置されます。神主の祝詞の…

福を祈って嘘を交換【菅原天満宮「誕生祭と鷽(うそ)替え神事」】(奈良市)

奈良市の菅原天満宮にて、6月25日に「誕生祭と鷽(うそ)替え神事」が行われます。 菅原天満宮は菅原家発祥の地にあり、祖神天穂日命(あめのほひのみこと)野見宿禰(のみのすくね)と、菅原道真公を祀る日本最古の天満宮です。 この鷽替え神事は、天神さん…

竹の徳を讃え、竹の霊を慰める【大安寺 竹供養(癌封じ夏祭り)】(奈良市)

奈良市の大安寺にて、竹供養(癌封じ夏祭り)が行われます。 古来中国では、陰暦五月十三日(六月二十三日ごろ)を竹酔日あるいは竹迷日、竜生日、竹誕日、竹供養と称し、この日に竹を植えればよく育つといわれています。 大安寺では、竹酔日の故事にちなみ、…

笹百合の花を飾る日本最古の祭の一つ【率川神社 三枝祭】(奈良市)

大神神社の境外摂社、奈良市の率川(いさかわ)神社で、「三枝祭」が行われます。この祭は「ゆりまつり」とも呼ばれ、率川神社(いさがわじんじゃ)の例祭で、飛鳥時代、文武天皇の頃から伝わる日本最古の祭りのひとつです。 ご祭神である「媛蹈韛五十鈴姫命…

歴史文化が育まれてきた地で能舞台【阿紀神社能舞台 あきの螢能】(宇陀市)

奈良県宇陀市大宇陀は、いにしえの時代「阿騎野」と呼ばれていました。古事記や日本書記、万葉集にもその名が記されていて、古い歴史文化が育まれてきた伝承の地です。 阿紀神社は垂仁天皇の御代、皇女倭姫命が天照大神をまつった宇多の秋志野(阿紀)宮が社の…

髪を供養し、心身健全を祈る【當麻寺 中将姫 髪供養会】(葛城市)

奈良県葛城市の當麻寺にて、髪を供養し、心身健全と諸願成就を祈る祈願祭が行われます。 奈良時代に、當麻寺で尼となった中将姫が剃り落とした髪を糸にして、阿弥陀や観音さまの梵字を刺繍し、「仏さまの御姿を表せ給え」と願われました。この発願に仏さまが…

蓮の咲く時期に特別にご開帳【弁天堂神影 宇賀神像(秘仏)特別開扉】(奈良市)

奈良市の喜光寺は、奈良時代の高僧、行基菩薩が養老5年(721年)に創建しました。東大寺大仏建立のための布教活動の拠点とした寺と伝えられています。 また、行基菩薩はこの寺で入滅しました。本堂は、東大寺造営の際の大仏殿の雛型として建てられたとの伝承…

矢田丘陵を背景に約10,000本のあじさい【矢田寺 あじさい園】(大和郡山市)

矢田寺のあじさいは、本尊様であるお地蔵さんにちなんで、昭和40年頃から植え始められました。 あじさいの花びらのひとつひとつが雨に打たれ、さまざまに色が移ろいながら、私たちに仏教の「諸行無常」の心を伝えてくれています。 また、あじさいの丸い花は…

自然の恵みと健康を祈る【弘仁寺 黄金ちまき会式】(奈良市)

奈良市の弘仁寺にて、「黄金ちまき会式」が行われます。 この行事は、虚空蔵菩薩の縁日に当たるこの日に黄金色のひもで結び、かしわの葉で作った厄除けのちまきを本尊の虚空蔵菩薩に供え、自然の恵みと健康等を祈る会式です。 本尊の虚空蔵菩薩の前で祈念し…

鑑真和上を偲ぶ【唐招提寺 開山忌舎利会】(奈良市)

唐招提寺の開祖、鑑真大和上の命日(6月6日)にちなみ、鑑真大和上が請来した舎利を奉り、その遺徳を偲ぶ行事が行われます。 白い可憐な瓊花の季節が終わると、境内は夏を迎えます。境内の木々の緑はその色をまし、白や淡いピンクの蓮、さらに菖蒲が境内の池…

五穀豊穣・無病息災を祈願【漢國神社 鎮華・菖蒲祭】(奈良市)

奈良市の近鉄奈良駅近くにある「漢國神社(かんごうじんじゃ)」で、五穀豊穣を祈る「菖蒲祭」が行われます。 この行事は、元々は平安時代に宮中で菖蒲や蓬(よもぎ)を飾り付け、不浄を払って邪気を避ける儀式「菖蒲の節句祭」です。江戸時代になって「菖蒲…

足腰の病に霊験あらたかな秘仏【談山神社 談峯如意輪観音菩薩坐像特別公開】(桜井市)

奈良県桜井市の「談山神社」は、藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山からこの地に改葬し、鎌足の長男定慧が木造十三重塔(重要文化財)を建てたことに始まりました。 弟の藤原不比等が神殿を建立し、父の像を安置したとされています。かつては妙楽寺という寺と一体で…

美しいアジサイと閻魔様を拝む【矢田寺 地蔵菩薩立像、閻魔堂特別公開】(大和郡山市)

大和郡山市の矢田寺は、美しいアジサイで知られ、「矢田のお地蔵さん」と親しまれるお寺です。 本尊は特徴ある地蔵菩薩立像(重文)で、右手には錫杖(しゃくじょう)を持たず親指と人さし指で輪をなしたそのお姿は「矢田型地蔵」と呼ばれています。その他、諸…

緑に囲まれた仏様【東明寺 本尊薬師如来坐像(重文)特別開扉】(大和郡山市)

大和郡山市の東明寺は、舎人親王開基といわれています。平安時代の作と伝わる本尊の木造薬師如来坐像(重要文化財)が安置されています。 本堂のほかには、鎌倉時代の七重石塔が建ち。矢田丘陵の中腹に位置しています。本堂には本尊のほかに同じく平安時代作…

平安時代の歌人、在原業平を偲ぶ法要【不退寺「業平忌」】(奈良市)

平安時代の歌人、在原業平の創建とされる奈良市法蓮町の不退寺で28日、「業平忌」が営まれます。本堂内に業平画像を掲げ菖蒲、カキツバタを飾り、その遺徳をしのびます。 同日は、多宝塔(重要文化財)の内部が公開されます。多宝塔は鎌倉時代中期の建築で、初…